【3世代の実録】家族性高コレステロール血症、わが家の記録

息子の記録

はじめに

私の家族は、私・母・息子の3世代が「家族性高コレステロール血症」という体質です。遺伝子の異常によって、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が、細胞にうまく取り込まれず、血液の中にたまってしまう病気です。

同じ体質の方の参考になればと思い、わが家の実際の血液検査の数値と、お薬や生活の記録を、正直に公開していきます。

※この記事は、あくまで私個人の体験と意見をまとめたものであり、医学的根拠はありません。診断・治療・お薬については必ず医師にご相談ください。

遺伝をたどると、母方の祖母から

わが家のこの体質は、たどっていくと母方の祖母から受け継がれたものでした。

母は4人きょうだい(姉・母・妹・弟)。そのうち女性は全員、この体質を受け継いでいます。3人とも、です。確率、高い…!😅 最近までこの話を知らなかったので、正直びっくりしました。

これはかなり昔、私が二十歳のころの話です。祖母(母の母)が「家族性高コレステロール血症ではないか」と言われ、私も計りに行ったところ、かなり高い数値が出ました。先生からは「2分の1の確率で子どもに遺伝します」と言われました。

ちなみに私は二人姉弟ですが、弟は遺伝していませんでした。母のきょうだいも女性だけが遺伝していたので、「女の子のほうが遺伝しやすいのかな?」と思っていたのですが、先生の話では男女は関係ないそうです。実際、わが家では息子(男の子)にも受け継がれていました。「男の子だから大丈夫」ではないんです。

私の記録

私は現在、3種類のお薬を飲んでいます。

  • ロスバスタチン 5mg … 悪玉コレステロールを下げる
  • エゼチミブ 10mg … コレステロールの吸収をおさえる
  • イコサペント酸エチル → オメガ3脂肪酸エチルに変更 … 青魚の成分(EPA)の薬。1日2回から1日1回になり、飲み忘れが減ることを期待しています

血液検査の推移(LDL・HDL)

時期LDL(悪玉)HDL(善玉)
2022/3/1813569
2022/8/613272
2023/3/2512370

コレステロールは、薬のおかげで基準値内に落ち着いています。

青魚チャレンジをしてみた話

テレビで「青魚を食べるとコレステロールがどのくらい下がるか」という実験を見て、私も毎日1回、青魚を食べてみました。結果は……ちょっとしか下がりませんでした😣

家族性高コレステロール血症は体質(遺伝)なので、食事の工夫だけでは大きく下がらないのかも、と実感しました。

ちなみに、家族性ではない場合は、青魚で下がるみたいです。友達が実際にやってみて、下がったそうです👍 魚は意外とお値段が張りますが、家族性でない方は試してみる価値があるかもしれません。逆に「魚を食べてもぜんぜん下がらない」「家族にもコレステロールが高い人がいる」という方は、家族性の可能性もあるので、一度お医者さんに相談してみてください。

「薬で出してもらえばいいんじゃない?」

青魚を食べてもあまり変わらなかった私。あるとき、ふと思い立ちました。「青魚の成分、薬で出してもらえばいいんじゃない?」

さっそく先生に相談して処方してもらったところ——なんと、人生ではじめて基準値に入りました😆 嬉しかったですねー!薬は3種類に増えましたが💦

ちなみに、注射など他の治療もあるのですが、お値段が高いのでやっていないだけです(先生ごめんなさい💦)。

息子の記録

息子は社会人1年目。コロナの影響もあって受診が遅れ、しばらく未治療でした。

初めて受診したとき、数値がかなり悪く、先生からは「もっと早く来たほうがよかった」と言われてしまいました。今は、この病気は子どものころから治療が始まることもあるそうです。同じ体質のお子さんがいる方は、早めに相談してみてくださいね。

時期LDL(悪玉)HDL(善玉)状況
未治療時19761未治療
服用1回目後18355ロスバスタチン5mg開始
2022/6/118354ロスバスタチン5mg
2022/10/88458ロスバスタチン5mg
2023/1/219855ロスバスタチン2.5mgに減量
2023/5頃11453人間ドックにて

スタート時のLDLは197。ロスバスタチン5mgを飲み始めて83〜84まで下がり、しっかりコントロールできています。正直、下がりすぎな気もしていました。

2022年11月からは薬を5mg→2.5mgに減量しましたが、それでもLDLは98と問題ない値でした😆 若いって素晴らしいですね。その後、2023年5月の人間ドックでは114と少し上がってはいますが、未治療のころと比べれば大幅な改善のままです。

おわりに

家族性高コレステロール血症は、薬でもなかなか下がらないこともあり、薬が増えていくことに不安を感じることもあります。私自身、長年数値を放置していて、いろいろなことがありました。

でも、早く気づいて、きちんと付き合っていくことが大事だと私は思っています。わが家は3世代とも、薬と付き合いながら数値をコントロールできています。同じ体質の方が、この記録を見て、少しでも前向きになれたらうれしいです。

※繰り返しになりますが、この記事の内容は私個人の体験・意見であり、医学的根拠はありません。治療については必ず医師にご相談ください。

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